近年インターネットのオークションサイトなどで中古車の個人売買が増加しています。
お手頃な価格で中古車を入手できることもあり、利用を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ購入したあとにどのような手続きをしたらいいのか、よく分からないという方もいらっしゃるかと思います。
この記事では中古車を購入したときに車庫証明は必要なのかに焦点を絞って解説させていただきます。
車庫証明は中古車でも必要?
中古車に車庫証明が必要なのかを解説する前に、中古車には2種類あることを理解しておかなければいけません。一口に中古車と言っても、普通自動車と軽自動車の2種類が存在するからです。
そして車庫証明が必要かどうかは、その中古車が普通自動車なのか、軽自動車なのかで分けて判断することになります。
それではまず中古車が普通自動車の場合を見ていきましょう。
中古車が普通自動車の場合
中古車が普通自動車の場合、車庫証明は必要になります。中古車といえども普通自動車である以上、新車を入手したときと同じように車庫証明が必要です。
一つ注意したいのが、インターネットなどのオークションサイトを介して中古車を購入した場合ではなく、親族間で車を譲渡(売買も含む)した場合です。
例えば親から子へ車を譲渡したときなどです。このような場合も中古車を入手したと言えると思いますが、親と子が同居していて譲渡の前後で保管場所の変更がないときは車庫証明を新たにする必要はありません。
また普通自動車を相続するときも同じように考え、車庫証明は不要となります。
このようなケースとは別に車庫証明には適用除外地域というものがあります。これはある一定の地域に保管場所がある場合、車庫証明の必要がないと定められたものです。
人口の少ない町や村、また離島などが適用除外地域に定められていることが多いです。ご自身の車の保管場所が適用除外地域かどうかは、管轄の警察署のホームページなどですぐに調べることができますので、気になる方は確認してみてください。
中古車が軽自動車の場合
続いて中古車が軽自動車の場合をみていきましょう。そもそもですが軽自動車は車庫証明が不要です。
軽自動車の場合は保管場所届出をすることになります。これは新車、中古車どちらでも届出をしないといけません。
ただし軽自動車の場合も普通自動車と同じく適用除外地域があります。なので保管場所が適用除外地域の場合は、保管場所届出をする必要はありません。
まとめ
中古車に車庫証明が必要なのかについて説明させていただきました。疑問は解消されたでしょうか?
購入する中古車が普通自動車なのか軽自動車なのかで、車庫証明が必要かどうかを判断できるということをお伝えさせていただきました
また同居している親族間での譲渡なのか、保管場所が適用除外地域なのかでも判断できるということもあわせてご理解いただけたかと思います。
それでは楽しいカーライフをお送りください!
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